あいさつ・返事
まずは、あいさつをしてみましょう! 成り立ちを理解すれば、簡単な表現が多いです。
笑顔も忘れずに、トライしてみてください。
あいさつは、表情が大切です。特に、謝る時やお願いする時などは、目線の高さや頭の下げ具合で、丁寧さや真剣さを表現します。
眉や目線、頭を下げたり、肩をすくめたり、手話表現以外の動作にも意識を向けましょう。
日常のあいさつ
- おはよう
朝・起きる(枕から頭を離す仕草)
+ 挨拶・礼(お辞儀の様子)
- こんにちは
昼・正午(時計の針が12時を指す様子)
+ 挨拶・礼(お辞儀の様子)
- こんばんは
夜・暗い(カーテンを閉める様子)
+ 挨拶・礼(お辞儀の様子)
- おやすみ
枕で寝る様子
寝る・泊まる・宿泊 も同じ表現
- さようなら
手をふる様子
- またね
「再び」という意味で、2本の指を出す
- おつかれさま
肩たたきの様子
苦労・大変 も同じ表現
- はじめまして
初めて(人差し指以外を曲げながら腕を上げる)
+ 会う(人と人が出会う様子)
- よろしくお願いします
良い(こぶしを鼻から前に出す)
+ お願い(顔の前に垂直に立てた手を下げる)
- 久しぶり
両手の4本の指の背を合わせたものを、離す
久々・しばらく も同じ表現
- ありがとう
相撲の手刀が由来
感謝・お礼 も同じ表現
- どういたしまして
小指を顎に数回当てる
いいよ・構わない も同じ表現
- ごめんなさい
迷惑(シワを寄せる様子)
+ お願い(顔の前に垂直に立てた手を下げる)
- おめでとう
花のつぼみが開く様子
祝う・お祝い も同じ表現
- がんばって
両手のこぶしを2回下げる
元気・生きる も同じ表現
返事
- そうそう(同じ)
伸ばした人差し指と親指を何回かくっつける
指文字「も」と同じ表現
- ちがう
親指と人差し指を伸ばした手首をひねる。
- わかる
胸をなで下ろす
知る・了解 も同じ表現
- わからない
肩のあたりを数回払う
知らない と同じ表現
- 大丈夫
親指以外の指をを、左胸、右胸の順に当てる
できる と同じ表現
- 大丈夫?
首をかしげながら、親指以外の指をを、左胸、右胸の順に当てる
- いいよ
構わない・どういたしまして と同じ表現
- だめ
親指を立て、前に出す
両手人差し指で「×」サインを作ってもよい
- できる
親指以外の指をを、左胸、右胸の順に当てる
大丈夫 と同じ表現
- できない
頬を軽くつねる
難しい・困難・無理 と同じ表現
- 要る
必要・~しなければならない と同じ表現
- 要らない
「要る」のはじめのポーズから振り払うことで、「要らない」を表現する
- したい
親指と人差し指を伸ばし、下に下げながら指をすぼめる。
好き と同じ表現
- したくない
親指と人差し指をすぼめ、下げながら指をパッと開く。
嫌い と同じ表現